記憶の機能である、記銘(覚える)・保持(情報を保つ)・再生(思い出す)といったプロセスに焦点を当てたプログラムです。
認知症予防を必要とする高齢者などに有効です。
ルール
ランダムな4つの画像を映し出します。
対象者には画像を見て覚えてもらいます。
またその際に、それぞれの画像の詳細を聞かせて、細かい部分まで覚えてもらいます。
(例:①は鶴が2羽、②はイチゴが3個、③はアコースティックギター、④は白いラブラドールレトリーバーです。・・・といった感じで)
次に、数字のみのスライドを映し出し、それぞれの番号の解答を答えてもらいます。
この時、先ほど覚えてもらった画像の詳細まで答えてもらいましょう。
準備物
- Power Point(問題を作るのに少々時間がかかりますが、一度作ってしまえば繰り返し使うことができます)
- テレビに出力させて集団で楽しむ際は、HDMIケーブルが必要です。
工夫
- なかなか答えが出てこない場合は、きっかけを与えることで記憶を想起しやすいです。 (例:赤くて小さい果物が映っていましたよね?)
- 更に難易度を上げたい場合は、一つ前や二つ前ののスライドの解答を答える場面を設けてもいいかもしれません。
リスク
- 集中力を必要とするため、疲れてしまう対象者もいます。
- 画像を見ただけでは何が映っているかよくわからない対象者もいるため、映っている画像については具体的に解説するようにしましょう。